運送会社に入社し、15年働きました。もともと運転が好きで選んだ仕事ではありますが、20代は特に将来に目標を持つこともなく、日々の業務を淡々とこなしてきました。
転機は30代になった頃です。配送トラックの運転業務だけでなく、内務も任されるようになったのです。他の社員たちに業務の指示をしているうちに、「自分はこのままこの仕事を続けていいのだろうか……？」という考えがふと頭をよぎりました。
人間関係も良好で、待遇も人並み。特に会社に不満があるわけではありませんでしたが、どこか物足りなさを感じている自分がいました。
「人生は一度きり。もっと自分の可能性を試してみたい！」
そんな思いが強くなり、妻に相談したところ、「あなたなら大丈夫！」と背中を押してもらえたので、転職の決意が固まりました。35歳でした。

他の会社に所属するか、独立して個人事業主になるか……。悩みましたが、新卒から15年間、会社員を務めてきたので、違うフィールドで挑戦してみたかった。
そんなとき、知人から「パパネッツという会社なら独立ができるみたいだ」と教えていただきました。そこで、説明会に参加したのですが、業務内容はこれまでの経験とはまったく異なる業務ばかり。自分に務まるのだろうか……と、正直、不安だらけでしたが、手厚い研修があり、そこで覚えていけばいいと言ってもらえたので、とりあえず始めてみることにしました。
研修に参加すると、業務そのものは特段難しいものではなく、真面目に取り組む気持ちさえあれば自分にも務まりそうだと分かったため、パパネッツの業務委託スタッフとして働くことに決めました。

個人事業主は確定申告や年金の支払いなど、会社員時代は会社が行ってくれていたことを自分でしなければなりません。最初は戸惑いましたが、インターネットで検索すれば、かなり詳しく説明されているので、とても助かりました。妻も手伝ってくれたので、ありがたかったですね。
独立して６年近くが経過した今では、できる業務も増え、さまざまな仕事を受託できるようになりました。また、日々の業務の中では、お客様のお困りごとを聞くことがよくあります。「パパネッツにお願いして良かった」と言ってもらえるように、会社に提案もしています。パパネッツは現場の声を大事にして、パートナーからの提案を吸い上げる制度があるので、とてもやりがいを感じています。
会社員には定年がありますが、個人事業主は好きなだけ働くことができます。体が元気なうちは、この仕事を続けていきたいと考えてます。パートナーの先輩の中には、60歳を超えても仕事を続けている方もたくさんいらっしゃるので、私にもできるはず。また、パパネッツはお客様の声に応えながら事業を拡大していく会社なので、私も今の業務内容にとらわれず、日々勉強し、新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。